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08/23 (日)

世の中精神の安定を保てない人が相対的に増えている気がする。

と思って調べると、平成14年〜平成17年で
気分障害(うつ+躁うつ): 91,000人→924,000人
http://cbtcenter.jp/blog/?itemid=9
元はこれか。http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/index.html

・・・え?10倍?

自分の業界も、多いなー。

仕事の約束を合理的ではない理由で守れなかったり、過剰に防御したり、過剰に攻撃したり、夢の世界からの言動が出てきたり、そんなシグナルには要注意というのは理解しています。
ただし、例えば抗うつ薬には副作用で攻撃性が報告されていて
http://www1.mhlw.go.jp/kinkyu/iyaku_j/iyaku_j/anzenseijyouhou/258.pdf (厚労省 医薬品・医療機器等安全性情報 NO258)
もしかして、密かにかなり頑張っているところなのかもしれない。もうそうなるとややこしくてわからん。

周りでは若い人(20〜30前半)では短期の燃え尽き系(休んで遊べば割とすぐ治る)、30後半-50代では、描いていた理想と現実がずれたことが確定し、抱え込むというパターン(休んでも逆に不安が増大するらしく、長期化)が多いかな。若い子はとにかく限界まで頑張ることが多いから、燃え尽きない程度に達成感のある業務量に制御することが重要で、そうしていればあまり問題は見られない。問題は大人で、まっすぐでなく、知恵があり、難しい。いや、まっすぐな大人もいるが、これは若い子とみなせばよいだろう。

単にお金がないことで安定を失うかというと多分そんなことはなくて、誇りとか尊厳とか欲望とか計画とか、priceless な「大事な方向性」を阻害されると、ストレスが増大するんだろうなと思う。
特に大人の場合、阻害されたこと自体を訴えれば自己が不利になることが多いので、少し形を変えて方向性の維持に努めようとするんでしょうが、そんなねじれによって安定性が失われていくんでしょう。
※阻害された自体を訴えても問題ないような文化がいいかというと、それもまた「日本的でない」とばっさりされるのでしょうね。

ええと、ここで言いたいのは、おとなのシグナルを見つけた時の素敵な対応策(家族外)について、誰も答えを出せていないんじゃないか?という点です。これを読めば大筋は理解できる、という本などがあれば紹介してほしいですね。

よく聞くのは
・休ませる
・励まさない
・クリティカルな時のみ強く言う
・干渉し過ぎない
・刺激しない
などですが、これって対応する側の責任放棄と言えないこともない。

なお、自分はストレスに晒された場合に、「こんなストレスに晒されている」とできるだけ直接言葉か文章にするようにしています。そうすると、「ねじれ」が生じにくいかもしれません。でも、きっと多少はねじれてるんだろうし、年を経ると自然にねじれるのかもしれません。結局自分では完結できず、信頼できる人が指摘してくれて、素直に聞くことができるのが大切なんでしょうね。となると、「信頼できる人」であるかどうかが自分以外から見て大切になるということか。なるほど。家族外となると非常に難易度が高い。

と、TVの選挙の議論を聞きながら思いました。
社会を良くすることに対して、政治の責任は大きいと思いますが、個々がしっかりすることは、より重要ですよね。

そもそもの問題が解決しないと、なかなかこういう症状は好転しないものですが、難しいですなぁ。

感情心理学の「筆記療法」と呼ばれるアプローチでは、ストレスフルな状況を言語化することが、精神の安定にきわめて有効だということが示されています。言語化することは、無意識に感じていた問題の所在を意識化することにつながり、問題の理由や自分の置かれた状況を自覚することで、徐々に改善につなげていく、というのがポイントになります。

実際、犯罪被害にあった人たちの立ち直り支援とかにも使われてるようです。最近の例では、ブログとかメールでストレスフルな出来事を書き連ねるだけでも、ずいぶんと楽になるようで。

↓の本に詳しく紹介されてます(訳はちょっと読みにくいですが)。

J.W. ペネベーガー(余語真夫訳)(2000). オープニングアップ:秘密の告白と心身の健康 北大路書房

tasuku - 08/24 (月) 16:28:12

>tasuku
おお、さすが専門家。ありがとう。大学の学生だとまだそんな傾向はない?まあ、年度末くらいか。学生の場合は。何か、後ろ向きの理由で留年する学生が増えているとか、そんなのもあるかもです。
「言語化」がどのような定義かは、紹介された書籍を参照してみます。

kempe - 08/24 (月) 16:58:20