3連休は、以前の日記でも書いた、Jörg Straube氏のワークショップに参加してきました。
前回はバッハとメンデルスゾーン、今回はシュッツとモンテヴェルディ。イタリア潮流です。
TVSがあったので遅刻しましたが、ずいぶんいるいる。人が溢れてます。
そんな状態なので、2群合唱を取り上げるのはいいことだと思いました。
ただ、歌う側のレベルは様々。
言語と和声に対する解釈が深く、自分が持っている世界が浅はかだと痛感することしきり。
今回やる曲に対する解釈を覚えても仕方がないので、普遍的な感覚、法則を吸収すべく集中していました。
まあそれでもめげずにがんがん歌っていたら、休憩時間に彼の方から話しかけてきてくれたではないですか。1年半前の私の声を覚えていてくれたらしい。すごく嬉しかったです。
さて夜、去年先生に教えて頂いたバッハのモテット(曲は違うけどね)を縁があって振っているんですよ〜という話をしたら、聞きたいことがあれば何でも聞きなさい!ということになり、そこから1時間くらいでしょうか、Singet の全ての(!)歌詞を私が発音し、逐一直して下さいました。単語はまだいいが、文章としてのリズムが問題だと。
そして、さらに貴重だったのが、Singetの作り方において、どこが指揮者の裁量に任され、どこがBachが(若しくはドイツ人が)曲としてこうしなきゃいけないように書いているか、ということをかなり明確に示して下さったことでした。結果を知ることと、プロセスを知ることの重みの違いを再認識しました。この経験は、言い換えれば人に何かを教えるときに、結果だけでも、プロセスだけでもなく、揺ぎ無い結果と明快なプロセスをシンプルに伝えることの強力さを認識することになりました。あとは、結果からプロセスを類推することにチャレンジする意義と危険性とか。
2日目のレッスンでは、ラテン語の長短の解釈、ドイツ語の語尾子音の処理についての法則が印象的でした。ただ、認識に自信がなかったので夜にもう一度詳しく聞いたのですが・・・前者は特に短い方の処理。思い切って短くすることで自然になります。「自然」を感じることができることが前提なので、大切なのは耳を鍛えることです。
後者は以下の2つに集約されます。
1. ドイツ人もほとんどの語尾部分を確認したいと思っており、指示がないと困って聞いてくる。
2. 休符にかかる場合基本外切りで、他のパートが内切りにならないといけない時は合わせる。でも演奏効果を狙って(きたなく聞こえることを狙って)わざとずらすことがある。
あとは、ハーモニーを聞かせて直後に歌わせることには、実際歌ってる側が感じる以上の効果がある、というのも反省材料です。短気はいけません。
ありがたいことに諸岡さんともたくさんお話しさせて頂き、音楽に関することはもとより、人生と情熱の可能性を学んだ気がします。最終日、すべてのレッスンが終わった後に、お二方にきちんとお礼を言えて良かったです。連絡くれと言われたからには、時間を作って必ずメールします!!しかしいったい何を書けばいいんだ・・・
02:40:40 - 音楽