最初は転調に目を白黒させていた Te Deum は、やっていくに連れて必然性を伴ってきて、楽しくなってきたのだが、問題は仕事のスケジュールと両立できるか、がテーマだった公演でした。期間が短く、回数も少ないので数回欠席でかなり厳しくなることを予想していました。
結果、試験前後1回ずつの欠席ですみ、闇の中で覚えることもできました。新潟の前日入りもしたかったですが、これは川口が遠く影響して難しかったです。
新潟の本番は3楽章後の入りのため、独立した世界。今思うと、世界の継続という点では切れており、フレッシュな演奏になったのではないかと思います。
サントリーホールのゲネプロで、響きに高級感があることを実感。はね返ってくる音域が広く、包まれるよう。単に残響時間の問題ではなく、響く音の質にこだわっているのでしょう。
本番では東響のブルックナー第9番がすごくて、第1楽章から第3楽章までで世界を創り上げて、ホール全体が別空間になり、完全に別になって帰ってこれないところで第3楽章が終了。第3楽章までのコンサートであればオチをつけるのでしょうが、今回はオチがない、「早く次を!」という状態に見事になっていました。
世界の継続と終結。
観客も一体となって期待が高まる。
圧倒的な結末を演じることができた実感がありました。とてもいい本番でした!
テ・デウムのコーラス・パートは、高音域に負けず劣らず低音域が多いのですが、テノールの見せ場はいくつかいい感じの音域で設定してあって美味しかったです。涙を流させた Sabaoth!のところとかはまさにそれ。Appelt で E を出していいことはあまりないですね。声を知らない人はああは書かないでしょうし、指導者があの第3音を抑えたりしないのがまた良かったです。
今日はGPCにてブラームスのドイツ・レクイエムを37名で歌ってきました。
先週悲しいことがあったのでレクイエムはそのことに捧げて歌いました。
紀尾井ホールはとても歌いやすく、お客様も聴きやすそうでした。何箇所か、勇気を出して自分が飛び込まなければならないところでポジションが取れずにしくじると、全体に波及する、、、これはこの人数での醍醐味です。。
それにしても体調が悪かった。朝頭痛でバファリン。その後腹痛と冷や汗でゲネプロでは途中でしゃがんでしまったり。本番前もずっと腹痛で、本番中はどうなるかと思いましたが、ちゃんと出ますねアドレナリン。痛くない。ただ、4曲目あたりで緊張が緩むのか、また痛くなり、ちょっとした失敗でまたアドレナリン、という繰り返しでした。
明日からは仕事上の立場が大きく変わるので、落ち着くまでしばらくとても忙しそうであり、GPCはお休みすることにしました。
また復帰できるといいなと思います。
さて、早く寝よう・・・
久しぶりの日記です。
本日、指揮者でTVEC出場してきました。
http://www.jcanet.or.jp/tokyo/tvec/index.html
http://www.jcanet.or.jp/tokyo/tvec/schedule.html
団体:Tokyo Voice Session
構成員:CKのOV、19名(S6 A6 T4 B3)
曲1:Non Sense より V (作曲:Goffredo Petrassi、作詞:Edward Lear、伊訳:Carlo Izzo)
曲2:4つのハンガリー民謡より Finding Husband (作曲:Bela Bartok、ハンガリー民謡、英訳:Nancy Bush)
曲3:O NATA LUX (作曲:Morten Lauridsen)
1曲目はイタリア語でテンポ170。1分弱。
2曲目は英語でテンポ132。3分弱。
3曲目はラテン語でテンポ40。4分強。
合わせて制限時間8分にちょうど収まるくらい。
1曲目はいつも通り、安定感のある感じで、とっても手応えあり。北とぴあのホールは丁度良い響きで、pauseの部分での残響を聞いてから次に行っても何ら違和感はない。(この前のオペラシティのカルミナなどではそうは行かなかったなあ、とか思い出してました)作曲のされ方を見ても、音の立ち上がりが限りなく良くなければいけないが、そこもクリア。構造が伝わったのではないかと思う。gridatoの一部が少し滑ったか。
2曲目は発声としてはとても好感の持てるものであったが、如何せん各声部のさらに内声の音程が安定せず、冒頭近くにあるC-Dur、G-Durなどがクリアにならず、残念。直前も修正を試みたが、女声の変声部分(AltoだとC、Sop.だとF-Aあたりか)近くでは安定しないのの直し方がわからないままだった。反面、楽譜にないがチャレンジした表現、特にsotto voceであるとか、cresc.、accel.などはとても良くできていた。
3曲目にはびっくりした。実に安定した和声。直前に冒頭は指揮者のテンポに任せて、そこから動いていくという指示をしたのが良かったのか、縦も横もしっかりしていた。また、ひたすら んごんご んごんご していたので、母音による響きの変化も少なかった。ホールの響きを考えて、長めに味付けしたバキュームも見事決まり、これはいい!と思いながら進んでいき、感動したのはfの部分。cresc.の時間をいつもより少々たっぷりとってみたところ、アウフタクトの音楽が鳴る鳴る。19名で大ホールを響き満たすことができたと思う。そうなると収めていく後半も集中が途切れず、全体として非常に満足のいく本番だった。
結果、
金賞!!
http://www.jcanet.or.jp/tokyo/tvec/result.html#%E6%B7%B7
TVECは、審査員平均が90点以上が金賞。32団体中、2位または3位でした。上位はプロの指揮者とか百戦錬磨の歌い手が多い中で、ここまで我々が評価されたというのは素晴らしいことです。ちなみに、自分は審査についてはバルトークの割と簡易な和声が決まらなかったから、そこを重点的に(意地悪に)聞かれてたら最悪賞なしもあるだろうからねえ、と思っていました。でも、本番直後は「今までの練習とは次元の違う素晴らしさだった。」と感じたので、感じてくれる審査ならいいとこ行くだろうとも考えてました。コンクールは、良い結果の時は素直に喜び、意図しない結果の時は気にしない、が鉄則なので、今回は素直に喜ぶことにします。わーい。
TVECの金賞は、2000年に歌い手として出て頂いて以来。でも、初めて指揮者でTVEC出場して金賞には、驚いたし、CK出身のメンバーの音楽が「大学の部」じゃなくて「一般の部」で評価されたというのは、とても嬉しいです!メンバーの皆さん、おめでとうございます&ありがとうございました!いい演奏ができたことに感謝です!
ちなみに、審査発表の時は、ちょうど友人の結婚式二次会@幕張でGReeeeNの「いつまでも」を歌唱補助していました。これもうまくいって良かった。おめでとうございます!
昨日は急に大阪へ行き、またすぐに東京に戻ってきました。
急遽キャンセルした東京でのイベントは、きっと成功したでしょう!
大阪までは2時間半程度。往復で5時間。今年出た文庫版のローマ人の物語「最後の努力」は読み終えてしまいました。また来年までお預けです。
今週は木曜日から北海道へ北竜第九の旅です。とても楽しみ。
ひまわりコーラス ベートーヴェン第九演奏会
2009.10.10 (土) 開場14:30 開演15:00
場所 北竜町公民館
出演
指揮:山本徹淨
ソプラノ:大沼美恵子
アルト:綿貫美佳
テノール:石塚幹信
バリトン:宝福英樹
ピアノ:中川真実
弦楽器:野村聡弦楽アンサンブル
打楽器:村上美穂
エレクトーン:江口紀代美、笹川有希、梅森亜依
合唱:北竜町ひまわりコーラス
札幌市男声声楽団体ベルカント有志
札幌アカデミー合唱団有志
(+東京から3名)
どうやら、北竜町を挙げてのイベントになっているらしく、テレビカメラも入る模様。すごい盛り上がりを期待してしまいます。とっっても楽しみですー!それにバリトンのソロは Uたんの師匠ですねー!
この飛行機の中ではU山さんに薦められた「ザ・ゴール」を読もうかな。