昨日の東響定期。
もともとはベルリオーズ「テ・デウム」だったものがスダーンの来日不可により、直前に指揮者/曲目が変更されたコンサート。特別なものに。
2011年3月26日(土)午後6時開演 サントリーホール
モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626 より
ベートーヴェン:交響曲 第3番 作品55 変ホ長調 「英雄」
指揮:小林研一郎
ソプラノ:森 麻季 メゾ・ソプラノ:竹本 節子
テノール:福井 敬 バリトン:三原 剛
混声合唱:東響コーラス 合唱指揮:樋本英一
自分は、いつでも暗譜で歌えるレパートリーだったのですが、如何せん喉が大変でした。
火:おかしい。うつった?
水:病院行って声帯見てもらう。声帯はセーフ。マエストロ稽古は声出さない。
木:声が変になってきた。
金:声出すと辛い。会社休むも、発熱。寝こむ。オケ合わせはもちろん欠席。
この時点で五分五分かなーと思っており、土曜日の朝。
声出なければ聴衆側として赴くつもりでした。
土:おや、平熱。声出る。
これは慎重にやれば行ける!と思い、サントリーホールへ。
発声ではハミングのみ。GP前ではいくつかの高音部で状態確認のみ。
GPでは、徐々に声を出して本番でどこにポジションを置くかを確認。どうも中音域での負担が大きい。また、50名以上のパートの中で、自分が役に立つとすればR子音とか高いF-G音あたりの持続とかなのでその辺で使えるかを確認。中音域は元気いっぱいに声が出ている人に任せる。
本番では意を表せたと思います。Lacrimosaを歌いながら、きっとここに訪れているのだろうな、と思っていました。
2回目の亡くなられた方々に捧げるLacrimosaの拍手がないあの沈黙は絞めつけられるようでした。
休憩の後のエロイカ、P席でそのまま聴衆として聴き、とんでもない圧力と集中力と持続力に圧倒されました。
芸術にしかできないことがあることを改めて感じた時間でした。
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それにしても、今回はじめてこの曲を直前に歌うことになって、暗譜で乗ったメンバーには敬意を表します。大変な努力をされたはずです。私の隣の若者も見事に歌いきりました。暗譜のための寝不足で大変だったそうです。褒めちぎりましたよ。
今日は昨日の疲れもあったのか、朝起きてごはんを食べ、残っていた予定である訓練のキャンセルをした後眠ってしまった。15時まで。
横浜や栃木は停電しており、どうやら停電がありそうとのことで、停電になった後に問題となることを妻と(簡単ではあるが)協議した。なお、大きな余震・別本震が来てすべてのライフラインが止まった時は別の話。あくませ電気だけ止まる想定。
・ガスは使えるであろう。
・カセットガスコンロも使えるであろう。
・断水の情報もあるが、東京都の断水は直近ではないであろう(少し溜めておいてはいるけど)。
・懐中電灯はある。
・ろうそく+ライター/マッチもある。
※ただし、明かりについては暗くなれば寝るべしということで合意。
困るということで一致したのは、情報。テレビ・PCがないと、情報難民になる。そこでラジオとなるが、我が家にはラジオがない。
懐中電灯をチェックしたら、手持ちの一部の電池の使用期限が2003年1月と想像を絶するほど古く、点かない。
というわけで、まずラジオと電池を入手しに近所のコジマ電器へ。妻は停電前に、と洗濯。
コジマ電器では電力節約のため、売り場である2-3階のうち、電力を大量に使う3階部分を閉鎖し、2階部分だけでの営業、かつ生活物資に近いもののみの営業となっていた。偉い。実に偉い。
で、ラジオ発見。
これ。
http://www.sony.jp/radio/products/ICF-801/

もういかにもラジオ。キング・オブ・ラジオと言っても過言ではない。値段も\7000とキング。
単二乾電池3本で70時間連続稼働可能。単二ってどんな大きさだか忘れてたし、3本て割り切れない感じがたまらない。
懐中電灯用の単一乾電池も補充。
カセットコンロ用のガスボンベは売り切れ。
一度帰宅し、食料品店へ。この時点で18時前で出遅れ感は否めない。というか出遅れている。
おおお、パンが1個もない。が、「厚切バウムクーヘン」という普段はあまり売れないのであろう商品のみ、30袋ほど売っている。おいしそうに見えたのでありがたく買う。
トイレットペーパーを大量購入している人もたまにいたが、何か勘違いしていないだろうか?何でもかんでも買い集めるのは理性的ではない。
で、帰ってきてカレーライスをつくってありがたく食べた。
さて、停電させないためにも早く寝ないと。
まず、被災されている多くの方へお見舞い申し上げると共に、地震・津波で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
昨日、オフィス19Fで大きな揺れを感じた。その後の自分の動きについて検証をする。
14:50前: 大きな揺れ
周りのビルがうねり、屋上で作業している人を心配するなどの挙動。仕事を続けるものはほとんどいない。
15:10頃までは
Twitter/ワンセグ/その他ネット
で、ほぼリアルタイムに情報を得ることはできた。
#日本外にもインフラがあるインターネットサイト、及び「接続」という概念がないテレビジョンは安定していた。ただし、自分周辺が壊滅すればインターネットへの接続は不可能であるし、テレビも物理的に近い可能性がある送信側が壊滅すればコンテンツが消滅することに注意が必要。
#携帯電話は全く通じず、交換機のアーキテクチャには頼ってはいけないことを再認識した。メールは単にキューイングなので、大きな遅延はあるがインフラが壊滅していなければ送受信は可能である。
#会社のメールも安定していた。サーバはUSにあり、遅延もほとんどない。
自分の周辺の安全は暗黙的に確認できていて、どのような地震かがわかってきたのが15時台。
相当な広域に及ぶ地震であり、交通の復旧ができないとのこと。16:00から顧客先で予定されていた打ち合わせのキャンセルをメールで連絡してもらった。さらに、自分のチームの安否確認をしないと確証が取れないと判断した。
遠くにいるメンバの安否確認メールを送っているのは15:57。今見るととても遅いようにも見える。セコムの安否確認システムが作動しているとは思えなかったので、自分でやる必要があった。
#ちなみに、セコムの安否確認メールは携帯メールでの受信で登録しているが、受信できたのは18時過ぎ。携帯メールの遅延はひどかったので仕方がないところか。
安否確認メールの反応は、10分以内に2名を除きすべて反応があり、1名はTwitterで反応、残る1名も30分以内に反応があった。「何らかの手段での早めの帰宅、もしくは帰宅しないなど、家族などの都合もあるだろうから、合理的、かつ安全優先での判断を任せる」旨のメールを出した。
自分のチームの安全の確認が取れたことを上位マネジメントに報告し、面倒を見なければならない物理的なリソースもなく、対応が必要なトラブルを抱えてもいないので、あとは、自分がどうするか。この時点で16:40くらい。
妻は保育士であり、悲観的に考えると子どもの引取りが遅くなり、帰ることができないこともあろう。ただ、自転車通勤なので仕事の問題が解決できれば帰宅は可能。ただ、自分が帰らないと一人になるので、余震等考えると可能であれば帰宅すべき。
帰宅について電車は無理。今日いっぱいは動いたとしても帰宅ルートは大体把握していて、10km程度。歩けない距離ではない。あと、途中自転車が売っていれば買うということにして帰宅開始。膝が完治していないのがリスク。
まずは19Fから地上までは階段で。念のためATMで現金を入手しておいて、青山通りに出ると、既に徒歩帰宅の人がたくさん。
青山通りは人が多すぎるので、原宿=>渋谷経由だと人に揉まれると判断し、千駄ヶ谷方面から新宿に向かうことに。
途中、高級自転車屋(底値68,000)、自転車の売っていない修理しかしない自転車屋があったが、まあ仕方がない。途中で青山のオリンピックで買えたのでは、と高級自転車屋の店員さんに言われた。
千駄ヶ谷から代々木へ抜けたところで、立ち喰いそばを食べて栄養補給し、カロリーメイトを買い、「東京駅からここまでよく歩いたなー」と話す夫婦が。「それはよく歩きましたねー」と話しかけて談笑したところ、74歳の仲が良さそうな夫婦で、新宿の高層マンションに帰るところだという。「テレビが薄いので心配だわ〜」元気なお金持ちか。家に電話をしても通じない、テレビ見ていないので詳しい状況がよくわからないとのことなので、状況と交換機アーキテクチャは災害には合わないことを説明したりして、新宿南口近辺で別れる。

新宿西口を通ったのは失敗。もっと西の道路を使うべきだった。電車が止まって路頭に迷っている人が割と多かった。警察が「待っていてもしばらくは復旧しないので歩いて帰るかどこかに向かってください」とスピーカで呼びかけていた。中野坂上に抜け、北上して早稲田通りに入ったところで一安心。

両親が心配しており、メールは遅延がひどいのでTwitterのダイレクトメッセージで弟とやりとりして両親はTLを見るという構図。これで大分安心感を与えられたと思う。
iPhoneの電池は残り4kmくらいのところで切れ、一応会社携帯からもTwitterは使えるものの、ひたすら歩く。足がパンパンなので止まり過ぎると動き出せなくなると思い、歩く歩く。
で、帰宅したのは20:30。3時間半から4時間程度。
ちょうど少し前に妻が帰りついており、無事を喜び合う。家は3階にあり、かなり揺れた模様で、本、ワイングラス、ガラス瓶、プリンタなどが床に落ちて割れたりしていた。1時間くらい片付けて、双方の両親と連絡したりしていた。妻の実家は停電と断水が遅れてきたということで、確かにこちらも停電はあり得ると思い、ごはんを炊いたり。その後は予定のキャンセルなど。
検証のポイントとしては、以下だと思っている。
・安否確認の手法
・帰宅すべきかどうかの判断。その手法
安否確認の手法は、どの連絡手段が用いることができるか、自分周辺、相手周辺、連絡手段のインフラの3つを踏まえなければならない。自分周辺が大丈夫でも、残り2つのどちらかがNGであれば無理。インターネット上のサービスが強いのは、連絡手段のインフラに国外を使え、接続のための条件が厳しくないためであろう。電話は交換機容量の問題があるから、最初から選択肢に加えるべきではない。ソフトバンクのメールはかなりスループットに難があった。緊急用の掲示板は、普段使っているわけではないので、インターネットもダメな場合に使用するという優先度になるのだろう。
帰宅の判断については、家族の状況と距離に大きく左右される。例えば、小さな子どもを保育園に預けていて、配偶者が自分よりも帰宅困難な状況であることがわかれば、それは多少のリスクがあっても帰宅する必要があるかも知れない。シングルであれば会社に留まるべきかもしれない。色々な状況がある。そもそも10-15kmを越えてくると、徒歩ではかなり大変であると思う。体力とか、体調とか途中のルートの危険度など、総合的に判断するしかないと思う。一律に帰れ!とか留まれ!というものでもないであろう。ただ、例えば東京中心部まで津波が来たり、周辺で火災とかであればそもそも安全を確保するために留まるのは当然であろうが。
明日の本番はいったん中止。出直せる時期もいつか来るであろう。
おお、1月の更新がない!
少し経ちましたが、1/10に門下生でのコンサートを行いました。いらして下さった方々、ありがとうございました。
歌ったのはCanzone 4曲。
課題はたくさんありますが、細い声への階段と、aの母音の処理。なかなか思うようにいかないものです。
でもPassioneは示せたのではないかと思います。
さて、この後も挑戦します。Cosi Fan tutteのアリア、Rossiniの早口歌曲、Belliniの歌い残しているアリアに向かいます。
再来週はTVSで挑戦です。シェーンベルクを振るなんて・・・
今年のテーマは挑戦のようです。他にも挑戦しています。
そういえば、非常に珍しく師匠の歌曲のコンサートがあるので、興味のある方はご連絡下さい。
今日はトマト麺を作りました。1人トマト2個+トマトスープ+野菜たっぷり。これで夜まで乗り切ります!
今年の12月本番。
12/4(土) 東京芸術劇場 第九
12/11(土) サントリーホール カルミナ抜粋
12/17(金) 東京芸術劇場 第九
12/19(日) ミューザ川崎 第九
12/26(日) 府中の森芸術劇場 第九
12/28(火) サントリーホール 第九
今ここ。
12/29(水) サントリーホール 第九
昨日の本番は、改装前の東京芸術劇場最後の本番であり、ホールの響きをよく聴くようにしていました。お客様が入っても、ffの残響がしっかりくっきりこちらに返ってくるのが素晴らしい。お客様を包みこんでいたことでしょう。
風邪をひいて良い週がないので、とにかく体調管理が最も重要ですね。